毎月恒例となりました、親子ネット関西の交流会も無事行われました。
今月も10数名の参加があり、和気藹々とした会になりました。
最近では親子断絶防止法、芸能人も離婚で子どもと会えなくなる例があることなどがマスコミでも取り上げられることが増え、会の発足当時(もう7、8年くらいになるでしょうか)に比べても、親子引き離し問題が広く関心を集めるようになってきたのを感じます。
また、最近は女性当事者の参加も増えてきています。
ネットでは「妻に子供を連れ去られ、それっきり子供と会えなくなった」というような例が多くアップされています。
それを読んだ男性が、先に別居時に子供を囲い込んでしまうということも増えているということでしょうか。
もはや別居親イコール男性、という図式は成り立たなくなっているということも感じます。
また、祖父母の立場の方の参加も増えています。
少子化や共働き夫婦の増加の影響もあるのでしょうか、大切に慈しみ育ててきた孫たちに会えない寂しさ、親子引き離しに心を傷める我が子を案じる気持ちが伝わってきます。
大切なことなのでもう一度言います。
もはや、離婚で子どもに会えないのは父親だけの問題ではないのです。
参加者の皆さんの自己紹介や近況報告の後は、味沢さんのワークです。
毎回「家族」や「夫婦」などに関するキーワードに沿って改めて考え、みんなと共有するというものです。
当然考え方は男女でも違うし、それぞれ個人でも全く違うものだったりします。
価値観はみんなそれぞれで色々あるということを知り、それを踏まえた上で元パートナーとのやり取りに繋げていくことができたら、離婚や別居後の共同子育てにも少しは役立てることができるかもしれません。
来月も第一土曜日に高槻でお待ちしています。
2016年10月05日
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